ピックガード板材を比較しました

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メーカーや製造元で違いが出るのがピックガードやプラスチック系プレートの色合い。
特にエイジドホワイト、ミントグリーン、べっ甲柄は色合いや柄模様の違いが結構顕著です。
ビンテージ物のピックガードでも今までの環境や素材により色合いの個体差は大きく、エイジドホワイトと言えばこの色、ミントグリーンと言えばあの色といったような共通観念もない為、非常に難しいものであります。
ギタープレイヤーが10人いれば、イメージするエイジドホワイトも10色あるといっても過言ではないのでしょうか?
YJB PARTSのこれらのピックガード類もあるユーザー様からは絶賛して頂くこともあれば、お叱りの言葉を頂くこともあります。

 

前置きはこの辺にして、現状のYJB PARTSピックガード類の製造元とは別のメーカーにお願いして板材サンプルを取り寄せてみました。
国内ギターメーカーや全国の楽器店に並んでいるピックガード類の大半はこのメーカーが手掛けているので、比較的見慣れた色合いかもしれません。

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ミントグリーンは2パターンあり、色合いが濃いものと淡いものがあります。
どちらもミントグリーンと言っていいものですが、好みで評価が分かれるところです。
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べっ甲系はさらに柄模様という要素もあるので、多種多様となります。
色合い、柄模様、3プライor4プライ、さらに積層材にエイジドホワイトなどの板材を入れる(例としてべっ甲柄トップ材-エイジドホワイト-ブラック-エイジドホワイトの4プライ構造)といったバリエーションも市場にはあります。
それら全てがべっ甲柄ピックガードとして括られているので、これまた難しい部分です。
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YJB PARTSのエイジドホワイトピックガードとサンプル板材を比較してみました。
サンプル板材のエイジドホワイトはやや黄色が強い感じです。
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YJB PARTSのミントグリーンピックガードとサンプル板材を比較してみました。
YJB PARTSのミントグリーンの濃淡はサンプル板材の中間な感じです。

 

来年以降、YJB PARTSのピックガード類の一部は、このサンプル板材の製造元に生産のご協力をお願いする予定ですが、
・現状のYJB PARTSの色合いのほうがいい
・サンプル板材の○○で製品化すべきだ
などなど、板材の色合いや柄模様でご意見ご感想がございましたら、お気軽にお寄せください。

 

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