オープンジャックを比較してみました

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時々、オープンジャックの選定で何が良いのか、違うのかというお問い合わせ頂くのですが、スイッチクラフトのノーマルオープンジャック#11とMIL(米軍軍用規格)バージョン#C11、そして少し前に取り扱いを開始したNeutrikブランド “Rean”のNYS229
価格面なども踏まえると、どちらが良い悪いというのはないのですが、改めて三者を比較してみました。

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左からRean NYS229、Switchcraft #11、Switchcraft #C11

 

見た感じで、NYS229と#11はあまり違いがない印象で、#C11はいかにも頑丈そうというか強そうです。
続いて個別に見ていきます。

r11
11
c11

NYS229はハンダ端子・Tip端子ともに仕上がりが若干荒いですが、実際に触ってみると華奢な印象はないです。プラグのホールド感も良好。
#11はNYS229に比べるとハンダ端子が僅かに薄めですが、実用上、全く問題ない強度を保っているという感じです。NYS229のような端子の仕上がりの荒さはありません。
#C11はどの角度から見ても強度抜群、ハンダ端子の厚みは異常なレベル。Tip端子もガチガチの強度かと思いきや、触ってみるとこの部分は#11と共通仕様かと思います。なので、プラグの脱着動作時も#11と違和感はありません。

 

いかがでしたでしょうか?
皆様のパーツ選定時の参考になれば幸いです。
次回(いつ更新するかわかりませんが…)はポットを比べてみたいと思います。

 

ワイズスタジオ